子供の心

ある病院のホールで2歳くらいの子供が母親に向かって「抱っこ!抱っこ!」と泣きさけんでいる。それも、大勢の人が居るまっただ中での長時間。

なぜ、子供の願いを叶えてやらないのだろうと悲しくなる光景です。

お母さんの体のどこかが悪くて、子供を抱けない状況だったりとしたらせめて「泣き叫ぶ我が子」をしゃがんででも抱きしめることが出来るだろう。

しゃがむことすら出来ないのなら、椅子に座って抱きしめることが出来るだろう。なぜ、そうしてあげないのか同じ親として理解に苦しむ。

甘やかしてはいけないからと思ってのことなのか、その母親は沢山荷物を持っていたわけでもない。

長時間抱きかかえて歩いてきた状況にも見えなかった。

子供は小さいなりに「泣く」には理由がある。その理由をチャンと聞いてあげてください。どんな時でも「子供が伝えよう」としていることを聞いてあげられる環境を作ってあげて。小さい時からその環境を確立していれば、子供が成長しても親に色々なことを話してくれるます。

子供は自分の想いが通じたら、ちゃんと聞き分けの良い子になってくれます。

そうしてあげないで「いつもおまえはそうなんだから!」と良く親が言っています。それはは「面倒くさい、時間がない、忙しい」などよくよく思い起こしてみると親の都合でしかないのです。

「小さいときはとてもいい子だったのになんでこうなっちゃったんだろう」と反抗期の子供や大人になってから事件を起こす子の親はそういいます。

子供が悪いのではなく親が子供に注いできた「愛情の量」に問題があるのだと言う事です。

もちろん「量」も大切ですが、「質と量」のバランスと言う事です。

「親の身勝手な子育」てではなく、「子供の身勝手な子育て」を是非してほしいと思います。

引きこもっているお子さんをお持ちのお母さん&お父さん、自分はちゃんと愛情を注いできたと思っているのは大間違いですよ。そうじゃないから、子供は引きこもってしまったのですよ。結果がそこにあることをどうか気づいてください。

決して、学校に行かないのはその子に原因があるのではないのです。

楽しく学校へ行ける環境を作ってあげるために我が子を守るのは親の役目です。お母さん、もっと子供と向き合ってみてください。

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